演劇・ミュージカル

2009年8月26日 (水)

パイレート クイーン

朝、新聞を読んでいると一面広告が目に飛び込んで来ました。

それがパイレート・クイーンの広告。普段から、元四季の人っているかな?と東宝系のミュージカルのアンサンブルは探すことがあるのですが、デカデカと載っていたのが、保坂知寿さん。そして山口祐一郎さんに今井清隆さん。

そして、アンサンブルには谷本充弘さん、中村友里子さん、相ヶ瀬龍史さんらの名前が。そして驚いたのが、村瀬美音さんの名前。CATSに出ていたときはタンブル、カーバなどで見ていました。

そしてちょいと調べてみたら、祖父江さん、蔡さん、西野誠さん、小島良太さん、吉原光夫さん、吉田潔さん、小川善太郎さんらと一緒にやっているのですね。

四季では見られなくなりましたが、これからも多方面で活躍して欲しいものです。また観にもいきたいなぁ。

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2009年7月11日 (土)

キャラメル

うひっ。上川隆也さんがキャラメルを退団だそうです。

大地の子でブレイクし、それ以降は確かに数年に一度しかキャラメルの舞台には立ちませんでした。でもそれでも、数年に一度は自らの原点と言ってキャラメルの舞台に立ってきました。

ですが喧嘩別れでは無さそう。今後は客演としての出演と考えればよいのでしょうかね。

風を継ぐ者の土方さん役が大好きでしたが、久々にキャラメルの舞台も観に行きたいなぁ。

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2007年11月24日 (土)

ウーマン

観劇三昧の土日。
遠征をして観溜めをするわけでもないのに、土日で3作品。
と言うわけで、今日はマチソワ。

マチネは「ウーマン・イン・ホワイト」。日本初演です。
ソワレは「CATS」。

まずは「ウーマン・イン・ホワイト」
現代のモーツアルトと言われる、アンドリュー・ロイド・ウェーバー(ALW)の最新作。
「CATS」、「ジーザス・クライスト=スーパースター」、「オペラ座の怪人」など、代表作は数知れず。

ストーリー
画家のハートライト(別所哲也)は富裕な地主の娘姉妹に絵画を教えることになり、彼女たちの住む郊外の屋敷に旅出つ。その道すがら、彼は、白いドレスに身を包んだ幽霊のような女に遭遇する。女は誰かに追われているらしく助けを求めるが、やがて秘密めいた言葉を残して忽然と闇の中へ消えていった。その出会いが、彼の運命を生涯変えることになろうとは彼は知らなかった。
翌日、屋敷に着いたハートライトを出迎えたのは、利口で気丈な姉マリアン(笹本玲奈)と美しく控えめな妹ローラ(神田沙也加)の異父姉妹だった。妹のローラが、昨晩会った白いドレスの女とあまりにも似ているので驚くハートライト。彼は昨夜の不思議な出来事を二人に話す。
父母亡き後、支えあって生きるマリアンとローラ。姉妹はハートライトに導かれ、美しい英国の自然の写生にいそしむ。森の中で、三人の前にまたもやあの白いドレスの女が現れた。互いの目を疑うほどに、ローラと彼女は生き写しだった・・・。
性格が正反対の姉妹二人は、そろってハートライトに恋をしてしまうが、彼の心をとらえたのは妹ローラの方だった。愛し合うハートライトとローラを前に複雑な気持ちのマリアン。二人のために自分の思いはあきらめたものの、ローラには亡き父に結婚を定められた許婚のグライド卿がいるからだ。父から相続した財産を守るため、泣く泣くグライド卿(石川禅)と結婚するローラ。傷心のハートライトは、ロンドンへ去る。
結婚当初は紳士然としていたグライドだったが、次第に恐ろしい本性を現し 暴力を振るい始める。彼の目的は財産だけだったのだ。虐待され、ボロボロになったローラの前に、白いドレスの女―アン・キャサリックが現れる。二人にまつわる重大な秘密を彼女が告げようとしたとき、グライドが現れて、彼女らを捕らえてしまう。
翌朝、グライドはローラが自殺したと告げ、マリアンを追い出す。妹の死とグライドの態度に疑念を覚えたマリアンは、グライドの悪友である医師ファスコの助言を求めるが、はぐらかされたので、逆に疑いを強める。真相を究明するため、彼女はハートライトのいるロンドンを目指す・・・。
グライドとフォスコの正体は? ローラとアンの関係は? 二人の安否は? 失意のハートライトはマリアンに協力するのか? 真実の愛は勝つことができるのか?

キャストは・・・
笹本玲奈 : マリアン・ハルカム
神田沙也加 : ローラ・フェアリー
別所哲也 ・ウォルター・ハートライト
石川禅 : パーシヴァル・グライド卿
山本カナコ : アン・キャスリック
光枝明彦 : フレデリック・フェアリー
上條恒彦 : フォスコ伯爵
板垣辰治 : 召使い、村人、街の人、カジノ客、患者
岩田元 : 召使い、村人、牧師、街の人、カジノ客、警官
大野隆 : 執事、村人、街の人、カジノ客
越智則英 : 鉄道員、村人、招待客、街の人
香取新一 : 村人、招待客、召使い、街の人、カジノのディーラー、患者
神田恭兵 : 召使い、村人、墓掘り、街の人、カジノのボーイ、患者
斉藤直樹 : 召使い、村人、質屋、カジノ客、患者
俵和也 : 召使い、村人、墓掘り、街の人、カジノ客、看護士、警官
原慎一郎 : 召使い、村人、詐欺師、カジノ客、患者
家塚敦子 : メイド、村人、娼婦、患者
池谷京子 : メイド、村人、街の人、カジノ客、患者
今泉由香 : メイド、村人、娼婦、患者
杵鞭麻衣 : 村人、メイド、赤ドレスの娼婦
史桜 : 村人、招待客、メイド、娼婦
鈴木結加里 : メイド、村人、街の人、カジノ客、患者
ちあきしん : 母親、招待客、村人、街の人、カジノ客
豊福美幸 : 村人、メイド、街の人、看護婦
南智子 : 村人、招待客、メイド、娼婦


あれれ? 早川正さんは?
確かキャストされていましたよね? 凄く楽しみにしていたのですが・・・。


まず音楽ですが、ALWの豊かに溢れる音楽にうっとりと。
JCS、AOLの雰囲気がばっちり残っていましたが、やはり良いモノは良い。
素直にそう思います。

物語に関しては、先ほど、内容は書きましたが、私は原作などを読まずに、真っ新な状態で行きました。顔で大体は分かってしまいますが、先入観無しに観てみようと。

別所ハートライト。大柄な芸術家。最初は何を言っているのか聞き取りにくく、「なんじゃこりゃ」と思いましたが、段々、喉の調子も良くなったのか、芸能人にしては声も良く、歌も上手でした。

笹本マリアン。これまた出だしで?な所がありましたが、力強い歌声は素晴らしかったです。開演前にロビーにいた女性が「男性のお客さんが多いけど、笹本ファンだろうね」と言っていました。結構、ファンも多いのでしょうかね。私は心の中で「おみつファンですが何か?」と言っていましたが。(爆)
でもファンが多くても頷けます。まだ22歳と若いですし、これからも観てみたい女優さんでした。

神田ローラ。先入観無しで観ていましたが、歌声を聴いて、椅子からズリ落ちそうになりました。これなら、安倍麻美の方でも・・・いやいや、まだこっちの方が・・・ブツブツブツ。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」の安倍さんでは完全に椅子から落ちたほどでしたが、今回も落ちそうになるほど。う~ん、ホリプロの舞台だから仕方ないか・・・。表情は可愛いのですけどね。がんばれ!

上條フォスコ。こんなヨーロッパ人、いるよなぁという感じ。とても上手で、観ていて面白かったです。

石川パーシヴァル。今までは良い人のイメージが強かったので、余計に悪役になった今回の作品。ヒステリックなパーシヴァル卿を熱演。

山本キャサリン。今回が初めてのミュージカルという劇団☆新感線の女優さん。う~む、初めてだからかムラがありました。

そして光枝フレデリック。死語かも知れませんが、ダンディーな役柄。コメディな雰囲気を出すときは「夢から醒めた夢」のデビル、そして紳士的な時は「AOL」のジョージのような。それが両方観られました。歌声も響きましたが、もっと沢山観たかったのが本音。

作品を通してみると、暗転の多さが気になりました。
場面展開が多いのは仕方のないことですが、非情に暗転が多い。
その度に、舞台の前方ではなく後方の2階部分にあるオケピが浮かび上がっていました。

色々と書きましたが、完成度が高く楽しめました。
そして足は、渋谷の駅から五反田のキャッツシアターへ。。。

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2007年8月 5日 (日)

ヘアスプレー

先月も行ったBWミュージカルの「ヘアスプレー」。
その東京公演千穐楽があり、行ってきました。

座席は1階下手側の9列目。(実質6列目)
2000人以上収容の中での1階前方なので、凄く贅沢な気分。

キャストは先日と同様なので割愛。

2回目だったので、前回は見えなかった部分も良く見えました。
前回は1回目は不発で2回目で鳴らしたクラッカーも演出かと思いましたが、今回は一発で成功。あれは失敗だったのか・・・。
そしてやはりペニーが可愛い。動きも良い!(贔屓目)

それにしても、何度観ても楽しいミュージカル。
面白いというか楽しい。
それで千穐楽だからかキャストもノリノリ。外人客が多かったのも手伝ってか、キャストのアドリブも楽しかったです。

ラストはオールスタンディング。
しかしキャストが出てこない・・・。あれ?拍手が鳴り止まなかったら、出てくるんじゃ?

でも一向に出てこない。
むしろ拍手は大きくなりました。そこで場内放送で「本日のプログラムは全て終了しました・・・」

ところがそのアナウンスが殆ど聞こえないくらいの拍手。
それで再び放送。(でも、放送に耳を集中させないと聞こえない程度)

それでも拍手は鳴り続け・・・

ついに!


電気を消しやがった!

ということで、半ば強制的に追い出されました。

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2007年7月29日 (日)

ヘアスプレー

今日は赤青のカードショーの日。
たまには出店、という気持ちもあったのですが、実際は滞在時間は数分間。
開始15分後に到着したのですが、ディーラーさんの福Packもほとんど完売状態?
@500円の方がいたので2個購入。1Pack目は看板の写真にも入っていたCanoのPatchが出ました。2Pack目はUtleyのJersey。ん~2Pack目はハズレでしょうか・・・。

数分間の滞在後、妻と待ち合わせて渋谷へ。
渋谷へ行くなんて珍しいこともあるもんです。

まず地下鉄で表参道に出て、青山学院の脇を歩きつつ渋谷へ。
学生時代は渋谷へもたまに来ましたが、結婚してからは来なくなりました。さて着いたのはBunkamuraオーチャードホール。

「ブロードウェイミュージカル ヘアスプレー」
03年のトニー賞で8部門を受賞しました。(ノミネートは13部門)

キャストは・・・
Tracy : BROOKLYNN PULVER
Corny Collins : JARRET MALLON
Amber Von Tussle : PEARL THOMAS
Brad : BRAD BROMAN
Tammy : SHARON MALANE
Fender : BRANDON RUBENDALL
Brenda : SARAH ROUSSOS
Sketch : TOMMASO ANTICO
Shelley : KRISTIN COLLURA
I.Q. : JEFF STANFIELD
Lou Ann : KATIE DONOHUE
Link Larkin : CONSTANTINE ROUSOULI
Edna Turnblad : JERRY O'BOYLE
Penny Pingleton : ALYSSA MALGERI
Prudy Pingleton : ARJANA ANDRIS
Velma Von Tussle : KRISTIN STEWART
Harriman F. Spritzer : MICHAEL WALKER
Wilbur Turnblad : DAN FERRETTI
Principal : MICHAEL WALKER
Seaweed J. Stubbs : CHRISTIAN WHITE
Duane : ANTYON SMITH
Gilbert : JARRAN MUSE
Pearl : DOMONIQUE PATON
Peaches : LATASHA WHITMORE
Cindy Watkins : NATALIE R. PERKINS
The Dynamites : DOMONIQUE PATON , NATALIE R. PERKINS , LATASHA WHITMORE
Thad : JORDAN HALL
Mr. Pinkey : MICHAEL WALKER
Gym Teacher : ARJANA ANDRIS
Inez : MARSENA EUNICE BOWERS
Motormouth Maybelle : ANGELA BIRCHETT
Matron : ARJANA ANDRIS
Guard : MICHAEL WALKER
Swings : KERRI BRACKIN , VEDRA CHANDLER , RALPH MEITZLER


舞台は60年代初頭のボルチモア。音楽とダンスとお洒落に夢中な天真爛漫の女子高生トレーシーが迎える朝から物語は始まる。トレーシーは放課後、親友のペニーと一緒にティーンに大人気のテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」(この番組のスポンサーがヘアスプレーの会社)を見ながらダンスをするのが日課。そして彼女の夢はこの番組のカウンシル(レギュラー)になって出演すること。トレーシーの母親のエドナは生活していくのに精一杯で、娘のダンス熱や流行を追った生活態度に冷ややか。ある日カウンシルのオーディションがあるという事を知って大興奮のトレーシーは、オーディションを受けたいとエドナに訴えるが、エドナは頑として反対。一方父親のウィルバーは、「本気でやりたいと思っているなら全力でやりなさい。」と娘を応援するのだった。

オーディションに出かけたトレイシーは、カウンシルの中でも一番可愛いアンバーの母親にテレビ局の重役の地位を利用して一度は追い払われてしまう。
が、同じ高校の黒人少年シーウィードが番組に出演していて、しかも番組DJの息子だという事を知って、大胆にも二人して「コーニー・コリンズ・ショー」に乱入してダンスをアピールしようと提案する。この目論見は見事成功、トレイシーはカウンシルの座を射止めることになる。テレビに出演する我が娘を見て、反対していたエドナまで大喜び。
テレビに出演したことで一躍街の人気者になったトレイシー。Lサイズ専用ブティックの店長から、専属モデルになってほしいと依頼が来る。トレーシーは母親を自分のエージェントにすることを条件にこれを受け入れる。
仕事を名目に外の世界に踏み出すことをためらっているエドナをトレイシーはブティックに連れ出し、新しいドレスを着せてあげる。ドレスを身にまとったエドナは、少し勇気を出して前に踏み出すことによって、ネガティブ思考だった自分に別れを告げ、新しい自分を発見する。そして娘の可能性にまで視野を広げることになる。

「コーニー・コリンズ・ショー」が黒人に差別的だと前から気に入らなかったトレーシーは、番組への抗議運動を起こす。街でデモ行進をするトレイシーたちは、アンバーの母親の通報で警察に捕らえられ、身柄を拘束されてしまう。父親のウィルバーが自分の店を担保に借金をして保釈金を支払い全員釈放、となるはずがトレイシーだけはこれを認められず独房へ。しかし恋人リンクによって助け出される。
トレイシーたちは、「ミス・ヘアスプレー」を市民投票で選ぶ番組の全国放送で、再度差別撤廃を訴える抗議行動を起こすことを計画する。トレイシーはアンバーとミス・ヘアスプレーの座を争っていたが、彼女は獄中にいる(ことになっている)ので、アンバーがミスに選ばれることになる。アンバーが王冠を頭に載せたとき、トレイシーとリンク、ペニーとシーウィード、そして仲間たちが会場に乱入してくる。彼らに加わってカウンシルたち、警備員まで巻き込んで会場は大ダンス大会に。この模様は放映され続け、視聴者からその内容への賞賛の電話が鳴り止まず、トレイシーは逆転、ミス・ヘアスプレーに輝くと同時に、恩赦で無罪放免にもなった。

そしてトレイシーと恋人、家族、仲間たち全員が加わって、最高潮に達した舞台はノリノリの音楽とダンスとともに感動の大団円を迎える。


ブロードウェイ作品で俳優も来日。よって日本語字幕がついた作品でした。
まさにアメリカ的と言うのでしょうか、華やかでダンスダンスダンスなミュージカル。
面白いというよりも楽しい作品。客席も使った演出があるので、1階席の方が楽しめると思いました。
因みに私たちの座席は1階10列のセンターブロック。しかし舞台演出上、4列目が最前列だったので、実質7列目。

ブロードウェイで活躍中の俳優というよりも、地方劇場で活躍している人が多い様子。(よく分かりませんが)
それでも充分に満足のいく内容でした。レベル高いなぁ。
印象的だったのはPenny Pingleton役のALYSSA MALGERI。ツアー初参加ながら地方劇場ではBBのベル、CFYのポリーなどに出演しているとのこと。舞台女優というよりもTVドラマ女優の雰囲気でしたけどね。
あとWilbur Turnblad役のDAN FERRETTI。将来を夢見る若者の母親は沢山出てきますが、父親は彼だけ。表情など素敵な笑顔が印象に残りました。
全体的に四肢の長い外人さんばかりで、そのスタイルや動きに圧倒されました。

最後は幕間に皆で習ったダンスをキャストと一緒に踊って終了。
楽しい作品でした。マイクトラブルが少しありましたが・・・。まぁトラブルでマイクを切られ、Seaweed J. Stubbs役のCHRISTIAN WHITEの生声・生歌が聞けたので良しとしよう。

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2007年3月24日 (土)

西の国のプレイボーイ

今日は今年の9月~12月までの劇団四季「CATS」のチケット先行発売日でした。CATSは他の演目以上に座席位置で舞台の楽しみ方が変わるので、私のようなCATSヲタにとって座席位置は重要だったりします。
更に今回は年末、クリスマス、公演記念日が全て含まれている日程。人気も高い。。。

妻は「いつもやってもらっているから今回は私も頑張る」と言って、午前10時の発売に先駆け午前7時からPCでアクセス。私も携帯電話、PCでアクセス。でも既にPCや携帯は繋がらない。。。
発売開始直前くらいからは自宅電話をもフル稼働してアクセス。PC2台、携帯2台、家電話1台。。。


最初に繋がったのは私の携帯! でも既に発売開始から15分経過。。。



記念日・・・完売御礼



負けた。。。

今回は記念日公演、年末かクリスマスの2公演だけ買う予定でした。
でも終わってみれば、9~12月まで毎月1~3回も観るくらいのチケット確保。
初めて下手側の回転席サブセンター最前列も確保。あとは1階B席5列目、1階C席、JGLの最前列、1階上手・下手の回転最前列。この買った日に予定や行事が入りませんように。。。



さて昨日観てきた「西の国のプレイボーイ」。昼公演だったので13時開演でした。


アイルランドの劇作家ジョン・ミリントン・シングの作品の中でも傑作と言われており、風刺のきいた作品でもあります。
悲劇と喜劇、笑いと暴力など対照が際立った内容。
演出はギャリー・ハインズ。出演はアイルランドのドルイド・シアター・カンパニー。

まず会場の新宿パークタワーホールへ着くと・・・むむむ。狭いぞ。
200人強の収容人員。更に客席は仮設スタンドなので人が歩くと揺れる揺れる。
同じ列の人が足を組み替えただけでも、凄く揺れます。
取りあえず座席は上手側の4列目だか5列目くらいをキープ。

キャスト
クリスティ・マホーン : エーロン・モナハン
老マホーン : エーモン・モリシー
ペギーン・マイク : キャシー・ベルトン
マイケル・ジェイムズ : デリー・パワー
後家のクウィン : マーリー・マレン
ショーン・キョー : ニック・リー
フィリー・オカレン : マーカス・ラム
ジミー・ファレル : オーウェン・リンチ
セアラ・タンジー : ジェンマ・リーブス
スーザン・ブレイディ : ハナ・マッケーブ
オナー・ブレイク : サラ・グリーン


何気に演出家のギャリー・ハインズは女性として初のトニー賞最優秀演出賞を受賞した人。
更にクウィン役のマーリー・マレンは98年のトニー賞最優秀演劇女優賞を獲得した女優さん。
そういう意味でも凄いメンバー。


舞台はマイケル・ジェイムズの酒場。オーナーのジェイムズに代わって店番をするペギーン。近所では最近、物騒な事件が多く婚約者であるショーンを頼るも頼りにならない男。そこへ親子喧嘩から父親を殺したというクリスティ・マホーンが逃げてきます。

「父親殺し」という勇ましさ(?)や物珍しさにペギーンや村の若い娘はメロメロ。未亡人のクウィンまでも求婚をします。
ショーンには無い男気にペギーンも惹かれ、クリスティ・マホーンとペギーンの仲は急速に深まります。
そこに殺されたはずのクリスティ・マホーンの父親が「息子を探している」と登場。殺されたはずの父親は生きており、男気は全てウソで、騙されたと村の人々はカンカン! 

父親に見つかったクリスティ・マホーンは逆上して父親を撲殺。村の人は目の前で殺人を見て、「こいつは恐ろしい奴だ」と死刑にしようとします。縄でクリスティ・マホーンを縛り上げた所に・・・またまた殺されたはずの、老マホーンが!
「あんたたちのお陰で面白い話が出来るよ」と言って、マホーン親子は帰っていきます。全てが芝居! 婚約者と婚約破棄をしたペギーンはまた愛する人がいなくなってしまいました。
と、こんな感じの内容。


噂話に尾ひれがつくのは良くありますが、段々と誇大化される話がいかにも大袈裟で良い感じ。
ラストは愛する人が去ったペギーンにスポット。マホーン親子による喜劇ではなく、ペギーンという女性の心の移ろいを描いた作品と改めて感じさせられました。

因みに舞台ですが、足場は土でした。
最初は絨毯かと思いましたが、土。この発想というか、演出も驚きました。


ペギーン(ベルトン)は声の抑揚というか力の入り具合がいかにも外国人で見ていて分かりやすい。他の作品でも主役を演じているようですが、まだちょっと存在感が少ない。
そういう点では主役のクリスティ・マホーン(モナハン)も同じ。外国人特有の息遣いがこちらにも届きます。でもあと何かが・・・。
あ、でもペギーンが足を掻いたり、田舎の酒場の娘を演じようとする雰囲気は凄く良かったです。

味わいではベテラン俳優は流石でした。老マホーン(モリシー)やマイケル・ジェイムズ(パワー)などは出てくると、何かをやってくれるのではという期待ももてました。
ですがやはり中でもクウィン(マレン)は凄いな、と。存在感と言うか色が違います。声もそうですし、他の役者との間合い、表情など。彼女の視線の先にある世界が彼女を通して見えるような。そんな女優さんでした。

第一幕は75分、第二幕は45分。
全編英語で、日本語は舞台袖に字幕スーパーが出ました。
でも全然疲れず、面白い舞台でした。

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2006年12月27日 (水)

音の箱

昨晩の集中豪雨が嘘のような快晴。
更にはもう年末だというのに20度を越える陽気。

目黒の「音の箱」でのライヴを観に行ってきました。

今日は幾つもの予定が重なった日。
・「音の箱」でのライヴ
・友人の忘年会
・大学時代からお世話になっている先輩が参加する野口五郎プロデュースでのライヴ
・以前、お世話になった小坂忠さんの芸能生活40周年の記念ライヴ

結局「音の箱」でのライヴに行ってきました。
ライヴハウスなのですが、ミュージックチャージを払って、音楽を楽しみながら食事が出来ます。
こういったライヴハウスは初めてでドキドキ。

行くきっかけはこの日の出演者でいらっしゃる家本朋子さん。

私が高校生の頃のある晩、電話がなりましたとさ。
私が電話をとると「○○さん(私のこと)のお宅でしょうか。私、劇団四季俳優の家本朋子と申します。」と、きたもんだ。
当時、劇団四季「四季の会」の会員向けのサービスで、俳優が会員に電話をすることがありました。それでお話をさせて頂いて、一気にファンになりました。
その家本さんと最近になってネットを通じて知り合うことが出来、この日のライヴを知りました。

家本さんにお願いをしてチケットを購入。
チケットをウチに送って頂いた時も、手紙が添えられていたり、非常に人柄を感じられました。

家本さんは劇団四季にいらした時は、「ACL」のヴァルやマギー、「CATS」のランペルティーザやディミータ、「ふたりのロッテ」のルイーゼ、「オペラ座の歌人」のメグ・ジリー、「ライオンキング」のシェンジ(オリジナルキャスト)をはじめ、数々の舞台に出られていた女優さん。

そしてこの日の出演者は家本朋子さん(Vo)、広瀬真弓さん(Vo)、松川裕さん(P&Vo)。

広瀬さんはご結婚前は片岡真弓さんで劇団四季で数々の舞台に出ていらっしゃいました。私も李香蘭やエビータで私もその舞台を拝見しておりました。あとCATSではグリザベラも演じていらっしゃいます。
松川さんも元劇団四季。35周年のオーディションで入団され、オペラ座の怪人に出ていらっしゃいました。その後、カーネギーホールに出演されたり、数々のコンサートやピアノ演奏などで活躍されています。

妻の仕事がこの日に限って延びてしまい、お店に着くと既に始まっていました。
構成としては2部構成で19時半~、21時~に分かれております。(ライヴはそれぞれ45分くらい)


第一部  歌♪色々☆
1. ハイホー「しらゆきひめ」 (家本さん・広瀬さん)
2. パート・オブ・ユア・ワールド「リトル・マーメイド」 (家本さん)
3. カラー・オブ・ザ・ウインド「ポカホンタス」 (広瀬さん)
4. トゥモロー「アニー」 (家本さん)
5. フリードレス「アニー」 (家本さん・広瀬さん)
6. アベ・マリア (広瀬さん)
7. ラ・ノヴィア (広瀬さん)
8. ドレミの歌 (家本さん・広瀬さん)
9. あいうえどうぶつえん (家本さん・広瀬さん)
10. シャル・ウィ・ダンス (広瀬さん)
11. 踊り明かそう(家本さん)
12. 冬のメドレー(家本さん・広瀬さん) 
   ヴィバルディ四季より「冬」、「冬の星座」、「雪」、「最初から今まで(冬のソナタ)」、「なごり雪」、「津軽海峡冬景色」、「雪の降る町を」など

第二部  Shubert Theatre Series(ミュージカル)
1. All That Jazz「シカゴ」 (広瀬さん)
2. Crazy For You Medley (家本さん・広瀬さん・松川さん)
3. At The Ballet「コーラスライン」 (家本さん・広瀬さん)
4. Nothing「コーラスライン」 (家本さん)
5. What I did for love「コーラスライン」 (家本さん・広瀬さん)
6. One「コーラスライン」 (家本さん・広瀬さん)
7. 「世界に一つだけの花」 (全員)


こんな感じで、私たちが会場に着くとステージからは家本さんの声でトゥモローが聴こえて来ました。
会場は満席。ライヴハウスというかバーのような雰囲気でもあります。
相席ながらテーブル席も若干空いているようでしたが、ステージ前を横切る形になるので、とりあえず入り口すぐのカウンター席で。(もし希望があれば、第一部が終了してからテーブル席へご案内します、とのことでした)

まずはミュージックチャージ以外に1ドリンク、1フードが必要です。
妻はグレープフルーツジュース、私はモスコミュールを注文。それと、若鶏のかりかり揚げ 有機野菜サラダ添え、明太子とポテトのディップ、そしてマルゲリータピッツァを注文。

素敵なピアノ、そして歌声に酔いしれつつうっとりと聴いてしまいます。
家本さんも広瀬さんも凄く楽しそうに歌われているのが印象的でした。松川さんのピアノは私たちの席からはたまに指先が見えるだけで、姿は殆ど死角になってしまいました。

第一部の最後のメドレーはクイズ形式になっていて、最初のヴィバルディと冬ソナの2曲以外はシークレットで曲を当てるものでした。私は曲は知っていても曲名はチンプンカンプン。妻はある程度知っていても・・・という程度。
すると私たちの隣にいた男性はスラスラと書いている様子。暫くして、その男性が声をかけて下さいました。色々とお話をしていると、どうも歌を歌われている方の様子。
今度、ソロライヴなどもあると言うことで連絡先などを教えてくださいました。
その男性と言うのが、シャンソン歌手の石丸高史さん。

石丸さんは先ほどのクイズで正解し、お店のドリンク券を当てられたのですが、妻にプレゼントして下さいました。
更に、赤ワインまでご馳走になってしまい。。。
大人だ。。。私も石丸さんに、と思いましたが若輩者がやるのも失礼かと思いましたし、そのキッカケも無く。。。
他にも色々とお話をさせて頂き、新しい世界を見せて頂いた気が致します。そしてライヴも観に行ってみようかと思います。

そして会場には劇団四季の方々も。。。
妻がまず気付いて、その方向を見ると・・・清原!って、そのテーブルを見ると、新旧の清原永之輔が。。。あぅ、船長!
石丸幹二さんに広瀬明雄さん。そして柳瀬大輔さんに音楽監督の鎮守めぐみさんに。。。
新旧の清原だったり、新旧のラウルだったり、音楽監督だったりするテーブル席。
すげー。
石丸幹二さんは結構、お酒も強いのですかね。赤ワインを結構飲まれていたようですが。つぎ方とかオーダーなんぞもカッコ良かった。。。

そして第二部。
今度はミュージカルの曲が中心。
やはり凄く楽しそうに歌われているのが分かります。舞台では見られない姿。でもディアナのNothingとか舞台が見えてくるような。あぁ、カープ先生。。。みたいな。
松川さんの素敵なピアノに歌唱力のあるお二人の迫力があって柔らかい歌声が乗って、素敵なひと時。
最後は「世界に一つだけの花」をお客さんも一緒に歌って終了。(石丸幹二さんの歌うSMAPというレアなものも見られました)

予定外のアンコールもあったりして、凄く楽しかったです。
ライヴが終わると、帰られるお客さんも多かったですが、私たちはもう少しゆっくりと。
この時、家本さんにもご挨拶が出来ました。(終演直後の忙しいときに申し訳なかったです・・・)

石丸幹二さんは終演後、暫くして帰られましたが、すれ違う時に会釈をすると「あぁ、お先に失礼します」と声をかけて下さいました。
あの声だ。。。

何か凄く楽しい。妻も普段はお酒を殆ど飲まないのですが、この日は赤ワインを飲んでいたので、テンションも高め。
更に石丸高史さんから、松川裕さんや広瀬真弓さんもご紹介して頂きました。
ライヴの余韻に浸りつつ、石丸高史さんとお話もさせて頂き。

最後に私はマティーニを頂きました。
そして音の箱のママともお話をさせて頂いたりと、大人の世界を体感。

23時くらいまでゆっくりしてしまいました。
帰る前に、他の方とお話しをされていた石丸高史さんにご挨拶。石丸さんのお陰で、より楽しめました。夫婦2人でポツンと座っているだけでは、これほど楽しめなかったかと思います。感謝。
そして改めて家本さんにもご挨拶。テンションも高く(マティーニも入っていましたし)、憧れの人を目の前にして何を言っているか分からない状態。妻もちょいと饒舌気味。私たちが帰る時はエレベーターホールまで見送りに来て下さいました。

凄い経験が出来ました。

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2006年12月24日 (日)

くるみ割り人形

松山バレエ団クリスマス公演「くるみ割り人形」。
この日の主役、クララを演じる平元久美さんと私が同郷と言いますか、ご近所と言うことでチケットを手配して頂きました。
座席は6列目。上手ブロックのセンター側。ありがたいことです。

開演前、平元さんのご両親にもご挨拶。

平元さんですが、1984年 ローザンヌ国際バレエコンクールにてローザンヌ賞を受賞し、英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学を経て、松山バレエ団のソリストとして活躍されています。
身近に凄い人がいたものだ。


今回のキャストですが

クララ : 平元久美 / 王子 :鈴木正彦
シュタールバウム : 桜井博健康 / シュタールバウム夫人 : 吉田昭子
老シュタールバウム : 箕輪初夫 / 老シュタールバウム夫人 : 大胡しづ子
フリッツ : 萩原麗 / ドロッセルマイヤー判事 : 鄭一鳴

客人、男の子、女の子、ネズミ、グループ、ピエロ他
会田隼人、有正麻耶、石井瑠威、石川エリカ、石島彩、石山亜衣、石渡香織、出澤絵里香、伊藤杏、伊藤成美、猪瀬麻里絵、入沢みちる、梅田礼美、大沢一起、大場泰正、岡田絢子、小野踊子、鎌田真理子、鎌田美香、川上瞳、木村旭、木村知子、曲木里紗、刑部星矢、京峰彩、京峰舞、久保阿紀、熊野文香、越塚彩未、小菅紀子、小林環、小林都百実、小林瑠璃子、小林麻彩、斉藤舞、境久美、酒井美都子、佐藤明美、佐溝遼子、塩沢美香、嶋田菜央、杉本枝美子、鈴木彩、相馬順、峠田慎太郎、瀧よし美、滝沢桂、滝沢玲奈、竹入なつみ、辰村聡美、多田舞子、田中朝、柘植野はるか、中村千絵、名越稚紗、成田雄四郎、橋本英里、橋本達八、原麻美、坂東健二、藤村美穂、藤原夕子、古川妙子、星野沙良亜、松野杏理、水島かほり、緑川珠里、村山寿実、矢野詩織、山川晶子、山川詩織、山崎さゆり、山中裕紀子、山本彩華、両川香奈子、渡辺直子

子どもたち
相原葵、相原文緒、天野早貴、市川つかさ、伊藤友希乃、岡部優奈、奥春奈、木野清香、鍬取広果、中藤美月、根本実侑、林聖来、湯浅優希、湯河久美子、横田実優、渡邉萌子


そして今回の作品、くるみ割り人形ですが、クリスマスの夜の物語です。
シュタームバルム家でのクリスマスパーティーにドロッセルマイヤーおじさんが持ってきた醜いくるみ割り人形。
この人形を気に入ったクララは胸に抱いて、今のソファーで寝てしまいます。
そこにネズミの大群が押し寄せるのですが、その時、醜いくるみ割り人形は大きくなり、ネズミの大群、そしてネズミの王様に立ち向かいます。
ネズミ達を倒すと、醜かったくるみ割り人形は美しい王子の姿に。
王子とクララは王子のお菓子の妖精の国、雪の国、水の国へと旅に出ます。雪の国では女王と王からケープを貰い、水の国では再びネズミと戦い、王子は勝利。気付くと底はお菓子の国。2人を歓迎する妖精、そして王子とクララは結婚の儀式であるグラン・パ・ド・ドゥを踊ります。
そしてクララは静かに眠りに。。。
夢から覚めたクララは、パーティーも終わって帰ろうとするドロッセルマイヤーに近付き、ケープをかけてもらいます。
クララはくるみ割り人形を抱き、大きく成長していました。そしてクリスマスの夜がふけていく。。。

パンフやプログラムにもありますが、こんな感じのお話です。


バレエはセリフが無いので、非常に想像力をかきたてられるというか、面白さがありました。
表情や動きからあらゆる感情や声を聞く感じ。
とは言え、私はバレエに関しては完全なる素人。きちんとしたバレエなんて片手で数えられる程度しか観ていません。
そんな素人が書くレポですのでご容赦を。

その中でも、贔屓目もあるのかも知れませんが、平元さんは上手でした。
動きにキレがあり、1つ1つの動作が丁寧。そして何よりもしなやかで柔らかい。
絹のような動きと言えば良いのでしょうか。
頭の先からつま先、指先など全てが優雅で上品。体中からクララの心が出ていました。

そしてこれまた劇団四季の贔屓目もあるのでしょうが。。。
四季のレベルの高さも感じてしまいました。やはり四季のレベルは高い。ステップや跳躍、ピルエットなど。
普段から四季を見慣れてしまうと、目が肥えてしまうと思いました。

つまりは、主役以外の方々の中には軸がブレブレでいたり、周りとも合っていなかったりする人も多く感じました。
ピンッと伸びるのも、やり過ぎると堅くて冷たく機械的な印象になりますし、そこに心を入れて欲しい。

クリスマス公演で張り切っているのか、自分が目立とうとするような動きの人も居たように感じました。1人が大きく動きすぎると、周りまで汚く見えてしまうのですよね。
ACLでもザックがキャシーに言ってたじゃないか!(苦笑)


あとはお客さんのレベル。舞台は俳優だけではなく、お客も俳優を育て、舞台を作ります。
だのに、私以上に素人と言うかきっつい常識をお持ちのお客様も大多数。爆竹拍手をやる人が多くて、嫌な予感はしましたが。

女性のソロや男女混ざっての場面でも「ブラボー」とデッカイ声で何度も叫ぶおじさん。(女性の場合は「ブラーヴァ」、男女混合の場合は「ブラーヴィ」)
でもこんなのはまだ良い。ここは日本。ブラボーの意味なんぞ考えない人が多くて当然でしょう。
意味が分からないのであれば、そう言う人は舞台を見て「たまやー」とか「かぎやー」とでも叫んでいればよいのですよ。(辛口)
まぁ、私にはブラボーと言うほどの場面とは思えませんでしたが。

子どもも沢山出ていましたが、我が子や我が孫が出るたびに大きな声で「左から2番目?え?右?あぁ、左?あぁ、いたいた。うめーぞー。あっはっは。」と言い出す祖父母。(母親もデッカイ声で喋っていましたが) 子どもが次々と出てくる場面では12番目だか13番目に出てくるようで、それまで「い~ち、に~、さ~ん・・・」と大きな声でカウントもするし。。。
他にも煎餅を食べだす人。暗くなってからカバンをガサガサやったりする人。そりゃ凄い。
お遊戯会か何かと勘違いしてませんかー?


でもでも舞台は全体的に観て素晴らしかった。
そんな訳で子どもも多く出演しておりましたが、非常に可愛らしかったですよ。
緊張よりも楽しそうに笑顔で踊っているのを見て、こちらまで楽しくなりました。まぁそんな笑顔を見つつ、背後からは「右?左?」とかの話し声が聞こえてきたわけですが。

バレエもまた色々と観てみたいですね。東京ニューフィルハーモニック管弦楽団の奏でるチャイコフスキーの旋律も美しく、心に響きました。
前編が終わってからのアンコールでは「クリスマス組曲」がありました。
これも良かったのですが、出演者の歌声が殆ど聞こえなかったのが残念。
まぁこれはマイクを通していないですからね。仕方ないのでしょうが、勿体無い。。。


そして終演後、楽屋の方へお邪魔しました。
一度会場を出て楽屋口から入り、階段を下りて受付を通過。関係者入り口の扉を開けると、楽屋の廊下。
私たちを何処の馬の骨とも知らず、出演者の方々も挨拶をしてくれました。もちろん私たちもご挨拶をしつつ、平元さんの楽屋へ。

しかし公演直後の楽屋。
とても場違いなような、それでいて嬉しい気持ち。
平元さんのご両親もいらしたので、改めてご挨拶。

と、平元さんを発見。
やはり主役ですし、忙しそう。
タイミングを計って声を掛けました。非常に気さくな方で、この日の感想を伝えたり、次回作について伺ったり。
それにしてもこれだけの会場で、終演後に楽屋に伺える喜び。そして主役の方と話をして感想を伝えられる喜び。
凄い。。。

こういった芸術に触れることの大きさを感じました。

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2006年10月 7日 (土)

ペテン師と詐欺師

ブロードウェイミュージカル「ペテン師と詐欺師」。ホリプロのミュージカルです。
何といっても売りは鹿賀丈史と市村正親の共演。
会場は銀河劇場で、この公演がこけら落とし。この日は2日目になります。

数ヶ月前から先行予約でチケットを確保。
楽しみにしつつ劇場へ。

ちょっと早めに着くと、何やらコンサートをやっています。
上手だなぁ、と見ると今度の「レ・ミゼラブル」ではファンテーヌ役を演じる渚あきさん! 
開場前から良い気分。

そして人気公演だけあって、入り口前にも沢山の花が飾られていました。
しかしその花粉にやられて、鼻がグシュグシュ。。。
避難も兼ねて早めの夕飯を食べて再び劇場へ。

いよいよ開場で私達も入場の列へ。
新しい劇場だし、どんなかな~と。
「さて、入場!」となってチケットを係員に渡すと、「あ、お客様!」と。

え?公演日とか間違ったか?と思いましたが、間違いはない。
係員「あ、お客様! こちらの座席なのですが、見切れの問題が御座いまして、あちらの主催者まで・・・」との事。

見切れの問題となると、座席の移動が濃厚。
なんだよ~。リハーサルでも分からず、直前のゲネプロか公演初日にケチがついたか?
変な席にならなきゃ良いなぁ~、と主催者のブースへ。

すると今度は「あ、こちらの席ですが、消防法の問題で指導が入りまして、こちらの席になります。」
ん?見切れの問題は何処へ行った?
どうも消防法の問題で座席が撤去されて、最前列から2列目へ移動せよと。更に、座席表で見ると、最下手。ここって観易いんか?

係員の用紙には私の名前が書かれており、その新しいチケットを受け取り、再び、長蛇の入場の列の最後尾へ。
普通はホリプロの人間が「申し訳御座いませんでした」と列とは別に誘導して入場させないか?

座席移動の告知は事前には無し。入場口付近に「○○番の座席のお客様」などの張り紙や、係員の口頭注意も無し。つまり入場の列に並んで、チケットをもぎられる瞬間まで、座席移動は知らされません。
座席移動を強いられるお客は確実に列に並んでからチケット交換をするのに、更にまた並ばせるとは・・・。

プログラムを購入して気になる座席へ。ロビーは新しい感じで綺麗。でも段差は多い。
中に入ると・・・ん~新しい劇場の割には、学校の体育館みたいな床。1階の4列目か5列目くらいまでは段差が無く、舞台が見難い。6列目以降とかだと段差があるので良いですけどね。その代わり、舞台からは離れる。
更にステージはフラットで傾斜はありません。なので奥行きは1階の前列の方の人は見えません。
つまり1階4列目くらいの人は、1列目からの人の頭も邪魔ですし、舞台の奥行きも測れない。
そして座席の椅子はステージに向いているのではなく、真ん前を向いているので、壁際の人は首を常にステージに向けて曲げていなくてはならないという、非常に疲れる劇場。

私達の座る座席自体も結局、2列目の最下手。まぁ直前に座席を撤去して2列目の席を確保できたホリプロを褒めなくてはならないのでしょうが、所詮は、最前列から2列目への移動。
更に撤去された席よりも見切れはかなり増えていました。「見切れの問題」という最初の係員の説明は完全に嘘だな。
という明らかな座席のグレードダウン。

終演後に、公演担当にクレームを口頭で伝えました。
舞台当日まで事前連絡は無かった点については、個人情報保護の問題とのこと。ふ~ん。
しかし明らかに主催者や劇場側のミスで、先行予約までしてチケットを買っているお客に対して、当日の開演直前にチケットのグレードダウンをさせて、更に何度も長蛇の列に並びなおさせる、ってのはいかがなものか。
別に金品を要求する気はないですが、普通は「申し訳御座いませんでした。こちらをお持ちになって・・・」と公演プログラムを渡すとか、座席のグレードアップをするとか考えられるだろうに。
チケットだって1枚12600円もするんだぞ。。。

と言う訳で、
本来 : 入場列に並ぶ→入場→最前列で鑑賞
実際 : 入場列に並ぶ→チケットのグレードダウン→入場列に並ぶ→入場→2列目で鑑賞(見切れ多し)

でも、終演後のクレームも本当だったらもっと怒っていたかも。
まぁ感情的にならずに建設的に話しはしますけどね。
その怒りの感情が少なくなったのは、座席は悪くなりましたが、作品の良さでした。



キャスト・・・

ローレンス・ジェイムソン / 鹿賀丈史
フレディ・ベンソン / 市村正親
クリスティーン・コルゲート / 奥菜恵
ミュリエル・ユーバンクス / 愛華みれ
ジョリーン・オークス / 高田聖子
アンドレ・チボー / 鶴見辰吾

支配人、ダンスホールの人々、聖歌隊、ニコス / 乾あきお
ホテルの客、車掌、召使、ダンスホールの人々、聖歌隊、不動産ツアーの客 / ひのあらた
ホテルの客、カウボーイ、観光客、水兵 / 野沢聡
ベルボーイ、召使、観光客、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客、不動産ツアーの客 / 小暮清貴
ホテルの客、カウボーイ、ボーイ、アコーディオン弾き、水兵 / 萬谷法英
ホテルの客、ウェイター、カウボーイ、ボーイ、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客、不動産ツアーの客 / 蝦名孝一
ボーイ、召使、カウボーイ、観光客、水兵、警官 / 東山竜彦
ディーラー、召使、カウボーイ、観光客、ダンスホールの人々、聖歌隊、警官 / 清野秀美
ホテルの客、ジェラール、召使、カウボーイ、観光客、ボーイ、ダンスホールの人々、聖歌隊、ポーター / 原慎一郎
ホテルの客、水着の美女、カウボーイ、メイド、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客 / ももさわゆうこ
レノーア、カウボーイ、メイド、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客、不動産ツアーの客 / 秋園美緒
ホテルの客、カウボーイ、修道女、メイド、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客 / 柏木ナオミ
ホテルの客、ルネ、アラビアの美女、カウボーイ、メイド、ダンスホールの人々、聖歌隊、不動産ツアーの客 / 一倉千夏
ソフィア、カウボーイ、ダンスホールの人々、聖歌隊、旅客 / 浅野実奈子
ホテルの客、案内嬢、カウボーイ、観光客、ダンスホールの人々、聖歌隊、花売り / 秋山千夏 


鹿賀さん、市村さんともに歌唱力と言う点では・・・う~んという感じなのですが、やはり圧倒的な存在感です。歌に関しては市村さんは自分から「悪声だ」と言われていますし。
鹿賀さんの場合、岡田真澄さんの舞台を思い出す気分。岡田さんの舞台も迫力があったなぁ、と。

そう言えば、鹿賀さんの舞台って初めてかもしれません。
独特の口調と表情。ニヒルな大人の演技。空気がピンッとなります。観ていて、ゾクッとなります。
ちょっと一箇所、鹿賀さんのタイミングに音が合わずに、音が出なかったシーンもありましたけどね。

対して市村さんは今年の2月に観た「屋根の上のヴァイオリン弾き」以来。
市村さんの幼児性と鹿賀さんの大人性との融合。
お互いが相手も引き立てあっています。
市村さんの笑いはドリフ的で、表情から身体から空気が柔らかくなる。

2人とも「間」が絶妙でした。

奥菜さんは可愛らしかったです。顔も小さい。
演技に関しては・・・ぎこちなさも演技なのでしょうかね。
何か無理に演じているような。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、詐欺やペテンという世界の人が、あそこまでギクシャクするような振る舞いをするのかなぁ。。。

愛華さんは歌もとても上手でした。最初のソロから宝塚の空気が漂ってきました。
高田さんは本格的なミュージカルは初めてとのことなので、これからでしょうかね。
鶴見さんも、鹿賀さんや市村さんに上手に乗せられて、演技自体も見ていて面白かったです。

作品としては、鹿賀&市村の2人の詐欺師とペテン師が登場しての物語です。そして最後はおぉ~、そういうオチで終わるんだ。と。

市村さんの「オペラ座の怪人」を観ていない私達としては、舞台中の・・・
「クリスティーヌ~。 クリスティーヌ。アイラ~ブ ユ~」というのが、非常に嬉しかったです。

作品自体は非常に完成度が高かったです。
劇団四季と比べると、ミュージカルをきちんと見せる点でも完成度は違いますが。(四季ファンの贔屓目あり)
それでも開演前の不愉快な気分も、お陰で緩和されました。

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2006年8月26日 (土)

舞台版シザーハンズ

「舞台版 シザーハンズ」を観に行ってきました。
5月20日に演出のマシュー・ボーン、主演のサム・アーチャー、リチャード・ウィンザーを招いてのシャンパンパーティーがあり、それに招待されたのがある種のきっかけ。
因みにそのパーティーでは、個別にも写真は撮ったのですが、招待客との集合写真も撮りました。その集合写真の受け渡しが公演中の会場内。まぁ、それが大きな要因でもありましたが。。。

会場は、ゆうぽうと簡易保険ホール。
場所は五反田・大崎。
五反田・大崎と言うと、どうしてもキャッツシアターのイメージもあるのも事実。このゆうぽうと簡易保険ホールは、私としては初めてだと思っていましたが、着くと思い出しました。
高校生の頃、クリスマス公演のバレエを観に来た!(男友達と!) 知り合いの娘さんが某有名バレエ団で主役を演じられると言うので、チケットを貰ったんだ!その終演後、知り合いが「楽屋に行ってやって下さい」と言って下さったのですが、恐れ多くて行けなかったのを思い出しました。(今思うと、楽屋なんて滅多に行けないのに・・・)

座席は2階8列目のB席。やや上手よりの席で、非常に広い会場なのですが、それほど遠い感じはしませんでした。
キャストに関しては殆どがダブルキャスト。
劇団四季ではキャスト表をコピーして置いておくのですが、B4くらいの紙が1枚貼られているだけ・・・。
う~む、見にくい。


エドワード・シザーハンズ / サム・アーチャー
【ボッグズ家】
ペグ・ボッグズ / エタ・マーフィット
ビル・ボッグズ / アンドリュー・コルベット
キム・ボッグズ /ハンナ・ヴァッサロ
ケビン・ボッグズ / ギャヴィン・イーデン
【モンロー家】
ジョイス・モンロー / ミケーラ・メアッツァ
ジョージ・モンロー / スティーブ・カーカム
バニー・モンロー / ソフィア・ハードレー
ジェラルド・モンロー / ショーン・ウォルタース
【アプトン家】
チャリティー・アプトン / ミカ・スマイリー
フランクリン・アプトンⅢ世市長 / ガレス・チャールトン
ダーレーン・アプトン / ジェマ・ペイン
ジェームズ(ジム)・アプトン / ジェームズ・リース
【エヴァークリーチ家】
エスメラルダ・エヴァークリーチ / レイチェル・モロー
レヴ・ジュダス・エヴァークリーチ / マシュー・モルトハウス
マリリン・アン・エヴァークリーチ / レイチェル・ランカスター
ガブリエル・エヴァークリーチ / ロス・カーペンター
【コヴィット家】
ティファニー・コヴィット / マドレーヌ・ブレナン
ブラッド・コヴィット / ジェイク・サミュエルズ
キャンディ・コヴィット / 未発表(ハンナ・ヴァッサロ、ケリー・ビギン、レイチェル・ランカスターのトリプルなのでケリー・ビギン?)
チェース・コヴィット / フィリップ・ウィリンガム
【グラブ家】
グロリア・グラブ / 友谷真実
マニー・グラブ / アダム・ガルブレイス
サンドラ・グラブ / ディナ・ローグ
シェルドン・グラブ / ルーク・マーフィー

発明家 / アダム・ガルブレイス
幼いエドワード / ギャビン・イーデン
年老いたキム / マドレーヌ・ブレナン
チア・リーダー / マドレーヌ・ブレナン 、 ハンナ・ヴァッサロ
テレビ・リポーター / スティーブ・カーカム 、 マドレーヌ・ブレナン
カメラマン / アダム・ガルブレイス


妻としては、シャンパンパーティーで親しく話せたサム・アーチャーがエドワード役だったので喜んでおりました。
あと日本人が1人。友谷真実さん。パンフレットに略歴が書いてあり「劇団四季在団中(87-96)は・・・」とありました。なに?そう言えば・・・と、94年品川CATSの観に行った日のキャスト表を見ると、確かにボンバルリーナを演じていました。

さていよいよ開演。
この舞台は台詞も無ければ歌も無し。台詞や歌詞があれば、言葉で心情を訴えられます。
それが無い!

全体的にスクリーンを効果的に利用していました。明と暗、更には雨や雪。
それにしても映画版を見ていないと、分かりにくそうな舞台。
映画版を知っていると、エドワードの誕生秘話的な場面や、エドワードの願いなどを汲み取って感じることが出来るとは思うのですけどね。
とは言っても、映画と舞台では話の内容も異なります。エドワードとボッグズ家の出会い方など、その他にも随所で違いがあります。

バレエのジャンプは気持ち低めな感じでした。ですが足が伸びていて、とても綺麗。そしてリフトアップも綺麗でした。
エドワードのハサミを持ったままのダンスは、少しハラハラしましたが、上手に踊れるもんだ、と感心。
言葉が無いことが不自由に感じるかと思いましたが、そこは演出家の腕ですね。
繊細かつ大胆にまとまっていたと。

終演後は、パーティーでの写真を受け取り、更には来年7~8月に行われるブロードウェイミュージカル「ヘアスプレー」の予約までしてきてしまいました。(苦笑)

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